日本の出版社が作った英和辞書や和英辞書もありますが、この記事ではご紹介していません。
私は、おうち英語では英語圏の子供たちのために作られたピクチャーディクショナリー(絵辞典)や類語辞典、英英辞典を使用することをおすすめしています。
その理由は以下の2つです。
英和辞典・和英辞典に慣れている大人は使い慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、子供には最初からこのような辞書を渡しておいてあげると良いですね。
では最初にそれぞれの辞書の特徴についてお話します。
英語の辞書の種類
ピクチャー・ディクショナリー(絵辞典)
単語と絵(写真)だけで構成されているとてもシンプルものから、絵(写真)と単語に加えて説明文や例文が描かれているものまであります。
絵(写真)を見ればわかるので、低年齢~使用することが可能です。
類語辞典
英語には類義語がたくさんあります。その理由は、歴史の中でいろいろな言語を取り入れてきたからだそうです。
日本ではあまりなじみのない類語辞典ですが、英語の語彙数を増やすのに便利です。反対語などが載っているものもあります。
英英辞典
英単語の意味を少し簡単な英語で解説しているものです。ピクチャー・ディクショナリー(絵辞典)の場合は、絵で単語の意味を表しているのですが、英英辞典は、文章で英単語の意味を解説しています。
例文が記載されているものもあります。
我が家にある英語辞書をご紹介
はじめてのピクチャー・ブックにおすすめ(1歳頃~)100語
私が知っているか限りですが、同じシリーズで上記の3種類があります。我が家には上2冊(First 100 wordsとFirst 100 Animals)があります。
コンパクトなサイズで、小さい子でも自分でめくりやすく、丈夫です。
イラストではなく、実物の写真と単語が書かれています。
今1歳の次男が気に入ってよく眺めています。
はじめてのピクチャー・ブックにおすすめ(3歳頃~)約200語
こちらは、エリック・カールさんのイラストが集められた絵辞典です。
エリック・カールさんの絵本は有名で、日本でも和訳されて本が売られています。
A4サイズで、約200語の単語が含まれています。
食べ物や動物、海の生き物、家にあるもの、数、形などのジャンルに分類されています。
こちらも絵と単語のみが書かれています。
今3歳の長男が時々見よ~と持ってきます。
エリック・カールさんの作品はのBROWN BEAR,BROWN BEAR WHAT DO YOU SEEやVERY HUNGRY CATERPILLERなどが有名です。
『BROWN BEAR・・』は繰り返しの文章が続くので、読み聞かせもしやすく、子供も覚えやすいので、最初の英語絵本にもおすすめです!
こちら(↓)は、日本では『はらぺこあおむし』として知られています。私は英語がそこまで得意ではないので、最初は読み聞かせをするのが大変でしたが、何度か読んでいるとだんだんと読めるようになってきましたよ(経験談)
はじめてのピクチャー・ブックにおすすめ(3歳頃~)約1000語
こちらは、多読絵本としてもお馴染みのオックスフォードリーディングツリー(ORT)の絵辞典です。約300単語が含まれていて、ORTレベル①~⑤に対応しています。絵と単語と例文が書かれています。
A4より少し小さめのサイズです。
一応対象年齢は5歳からとなっていますが、絵本代わりに読み聞かせ用として使用する場合は、3歳くらいから使えます。
今のところまだ我が家では活躍していませんが、これから活躍してくれると思います!
はじめてのピクチャー・ブックにおすすめ(3歳頃~)約1000語
こちらはディズニー英語システムの教材購入特典としてもらえる絵辞書です。約1000単語含まれています。
絵と単語のみが書かれています。こちらは市販はされていません。(メルカリなどで中古品を手に入れることは可能です)
市販品でしたら、↓の本がよく似ています。
ディズニー好きなら、みるだけでも楽しい絵辞書です。
はじめてのピクチャー・ブックにおすすめ(3歳頃~)約1000語
こちらは英英辞書です。イラストと単語と単語の説明文が書かれています。約1000単語。
A4サイズより横幅は少し広めです。
こちらも絵本代わりに読み聞かせ用として使用する場合は、3歳くらいから使えます。
他にも英英辞書はたくさんありますが、こちらを選んだ理由は、すべての単語に絵が描かれているからです。
一冊はあると便利な百科事典
こちらは、実物の写真がたくさん載っている百科事典です。我が家には日本語版と英語版の両方があります。
息子がいろいろなものに興味を持つので、調べものがあればまずこれを使って調べます。
私は英語が得意ではないですが、どのようなことが書かれているかがなんとなくわかれば、書かれている英文を読み上げるだけで英語で説明ができるので、便利です。(発音がわからない単語は調べる必要がありますが)
その他の有名な辞書やおすすめの辞書もご紹介
ピクチャー・ディクショナリー
Peppa pigの絵辞典もかわいいですよね。Peppa pigはブタの女の子が主人公のイギリスのアニメです。
こちら(↓)イラストと単語が書かれています。
こちら(↓)は先ほど紹介したERIC CARLE’S BOOK OF MANY THINGSよりも小さいお子さん向けです。エリック・カールさんのお話が好きなお子さんにはこちらがおすすめです。
お子さんが0,1,2歳~自分でみられるものを選ぶのであれば、↑のようなコンパクトで、めくりやすいもの、ボードブックと呼ばれるものを選んだほうが良いですが、お子さんが3歳以上くらい使いたいという場合は、↓のような薄いタイプを購入すれば、何冊も購入せずに済みます。
英英辞書
↓こちらは、LONGMANという出版社から出版されているもので、おうち英語の先輩方も愛用されていた方が多いです。アマゾンでもベストセラー入りしています。約800語が収録されています。
こちら(↓)も有名なOxford社が出している辞書です。
対象年齢は5歳~で、絵は少なめなのでいわゆる辞書としての1冊目におすすめです。
こちらはDK社が出している辞書です。
いわゆる辞書としての1冊目におすすめです。
こちらはSight Word ReadersなどでおなじみのScholastic社が出している辞書です。
いわゆる辞書としての1冊目におすすめです。
こちらはCollins社が出している辞書です。
この出版社は名前を初めて聞いたのですが、イラストがかわいかったので、今回載せています。
いわゆる辞書としての1冊目におすすめです。
類語辞典
こちら(↓)はOxford社が出版している類語辞典です。
最初の一冊におすすめです。
結局どの辞書を選べばいいの?
絵辞書で読み聞かせをしてあげたい場合
イラストが多めのピクチャー・ディクショナリーを選ぶ。
お子さんが0~2歳くらいで、薄い紙だと破いてしまうし、上手にページがめくれないけど、なにか買ってあげたいという場合は、ボードブックタイプ(紙が分厚い)のピクチャー・ブックがおすすめです。
辞書として使用する場合
辞書として使用する場合は、英英辞典や類語辞典を購入することになります。
最初購入するきっかけはきっと『この単語ってどういう意味?とお子さんに聞かれて、英語で説明してあげたいけどできない時』あるいは『そろそろ辞書引きの習慣をつけてあげたい』というときだと思います。
最近では、無料のオンライン辞書やアプリもあるので、お子さんが大きくなってきたら、そちらを使うのもいいですね。
ちなみにvocabulary.comはTOEIC満点ママのあみさんに教えていただきました。
まとめ
お子さんが小さいうちは、ピクチャー・ディクショナリー(英辞典)がおすすめです。
単語とイラストのみのシンプルなものであれば、単語カードの代わりになりますし、例文が載っているものであれば、絵本の代わりに読み聞かせ用の本として使用することも可能です。
0~2歳くらいで、薄い紙だと破いてしまう、ページがめくりにくいという場合は、ボードブックタイプを購入してあげてくださいね。
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