私は、長男が0歳の頃から、おうち英語育児を始めましたが、始めた当初は常に迷走している状態でした。
このブログは、私自身が経験したことや学んだことが少しでもおうち英語を始めようと思っている方や何から始めればいいのか迷っている方の手助けになればという想いで運営しています。
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このシリーズは以下の4ステップにわけて解説しています。
聞く力(リスニング)・話す力(スピーキング)がある程度ついた後は、少しずつ読む力(リーディング)をつけていきます。赤ちゃんが日本語を学ぶ過程を思い出してみてください。
たくさんの音を聞き、話せるようになり、ひらがなやカタカナ、漢字を覚えて、本が読めるように練習する。これでやっと日本語で『学ぶ』というスタートラインに立てるのです。英語も同じです。
この記事では、〈Step③〉リーディング力をつけて英語でハリー・ポッターを楽しめるようになる方法を解説していきます。
【乳幼児~小学校低学年向け】リーディング力をつける方法とは
リスニング力・スピーキング力が十分についた後は、以下の順番に進めていきます。聞きなれない言葉が出てくるかもしれませんが、後で詳しく解説します。
- フォニックスを学ぶ
- サイト・ワーズを学ぶ
- フォニックスやサイトワーズを使って読める本をよんでみる
- 本を読んでみる
1.フォニックスを学ぶ
フォニックス(英: Phonics)とは、英語において、綴り字と発音との間に規則性を明示し、正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つです。英語圏の子供や外国人に英語の読み方を教える方法として用いられています。
Aを例に出すと以下のようになります。アルファベット読みとフォニックス読みの2種類があります。
Aのアルファベット読みは[ei]
Aをフォニックス読みすると[æ]
2.サイトワーズを学ぶ
サイト・ワーズとは、『前述のフォニックスの法則に当てはまらないもの』や『頻出単語』のことです。Dolch Word List(ドルチ・リスト)とFry Word List(フライ・ワード・リスト)の2種類があります。
例えばこのような単語です。
フラッシュカードやサイト・ワーズがたくさん含まれた絵本を繰り返し読んでサイト・ワーズを覚えます。
3.フォニックスやサイト・ワーズを使って読める本をよんでみる
フォニックスやサイト・ワーズを覚えた後は、少しずつ本読みの練習を始めます。この時におすすめなのがフォニックスやサイト・ワーズがたくさん含まれている本を読むことです。
以下はフォニックスやサイト・ワーズがたくさん含まれている本の一覧です。
- Dr.Suess
- Sight Word Readers
- Bob books
- Oxford Reading Tree Floppy’s phonics
- Peppa Pig Phonics set
- Word Family Tales
それぞれ解説していきます。
Dr.Seussの本
Dr.seussの本は、サイト・ワーズやワード・ファミリーがたくさん使われているので、最初に読む絵本としてとてもおすすめです。CD付きのものがあるのもうれしいですね。アプリでも読むこともできます。
Sight Word Readers(CDあり)
先ほどもサイト・ワーズの項目でもご紹介したものです。50個のサイト・ワーズが含まれており、こちらも読みはじめのお子さんの読み練習におすすめです。
Bob Books
Bob Books は、アメリカ・オレゴン州のプライベートスクール(Catlin Gabel School)で、3~5才の読書を始める生徒に適する教材を求めて、1976 年Bobby Lynn Maslen によって創設されました。
Stageでレベル分けをさせているので、次にどの本を読めばよいかわかりやすいのもおすすめのポイントです。最初は1つの単語を読むことから始めて、少しずつ文章が長くなっていくので、子供も自信をつけながら進められます。
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