こんにちは!0~8歳のお子さんを対象としたおうち英語の始め方や進め方などをまとめたサイト『おうち英語の教科書』を運営している佐藤ニコです。
今日はシリーズ第二弾!
『おうち英語の先輩ママであるNorikoさん』にお子さんとどのような取り組みをされてきたのかインタビューをさせていただいたのでまとめていきます。
お子さんは娘さん(上のお子さん)と息子さん(下のお子さん)のお二人。なんとトリリンガルに成長中‼
そして、今現在お住まいの国は・・・?
- Q1.お子さんが何歳の時からおうち英語を始められましたか?
- Q2.おうち英語を始めたころ、Norikoさんの英語力はどのくらいでしたか?語りかけはされていましたか?
- Q3.生活の中での英語の割合はどのくらいでしたか?
- Q4.幼少期は保育園?幼稚園?ホームスクーリング?
- Q5.ワーママ?それとも専業主婦?
- Q6.就学前まではどのような取り組みをされていましたか?
- Q7.読み書きにつながる働きかけはされたのでしょうか?
- Q8.小学校入学前の時点でお子さんの英語はどのくらいのレベルでしたか?
- Q9.小学校に入って苦労したことはありますか?
- Q10.お子さんが小学生のころはどのような取り組みをされていましたか?
- Q11.小学生の頃は英語の本はどのくらい読まれていましたか?読み聞かせでしたか?あるいはお子さん自身で読まれていましたか?
- Q12.お子さんが小学生の間英語環境はどのように維持されていましたか?
- Q13.中学校からはどのような取り組みをされていましたか?
- Q14.お子さんたちが初めてドイツに行かれた時は、クラスメイトも英語を喋れるので、ストレスなく話せるという状態でしたか??
- Q15.英語の習い事(英会話教室には行かれていましたか?)はされていましたか?
- Q16.お子さんは留学などで海外に行かれた経験はありますか??
- 最後に
Q1.お子さんが何歳の時からおうち英語を始められましたか?
娘、息子二人とも産まれた時から。
NorikoさんはYoutubeをされていて、こちらの動画(↓)では、お子さんたちの英語の成長過程を見ることができます。
Q2.おうち英語を始めたころ、Norikoさんの英語力はどのくらいでしたか?語りかけはされていましたか?
娘:自身のやり直し英語3年目。Toeicスコアで多分550ぐらい。語りかけは英語で語りかける語集の言葉を使ってできるかぎり語りかけてました。
息子:Toeicスコアで多分650ぐらい。語りかけは娘の時と同様でしたが、娘の頃よりは語りかける内容はレベルアップしてました。
こちらの動画では、実際にNorikoさんが語りかけのためにやっていた効果的な方法を教えてくださっています!
Q3.生活の中での英語の割合はどのくらいでしたか?
娘:大体60%-80%ぐらいを目指してました。ただ到達できる日とできない日があったと思います。
息子:娘と同じく大体60%-80%ぐらいを目指してました。息子の頃にはほぼ目標通りの時間帯は確保していたと思います。
Q4.幼少期は保育園?幼稚園?ホームスクーリング?
娘:
英語のプリスクール(約1年間)
(最初は週1から始めて最終的には週5で通う)
↓
プリスクールを辞める
↓
少し幼稚園の要素がある普通の保育園に通う
(英語は自宅)
↓
年長の2学期からインターナショナルスクールが
運営するサタデースクールにも通う
息子:
英語のプリスクール(約3か月)(週一)
↓
プリスクールを辞める
↓
少し幼稚園の要素がある普通の保育園に通う
(英語は自宅)
↓
年長の2学期からインターナショナルスクールが
運営するサタデースクールにも通う
Q5.ワーママ?それとも専業主婦?
- 娘の妊娠~息子の出産までの3年間は専業主婦。
- その後は自営業でWebデザイナーとしてパートタイム程度で働く
Q6.就学前まではどのような取り組みをされていましたか?
- ホームスクールの教材をアメリカから購入し学年レベルの英語、社会、理科を親子で勉強
- 英語ネイティブの運営するホームスクーリンググループに所属し、アクティビティ(遠足、キャンプ、運動会など)への参加
- インターナショナル教会に通い、そこで英語の子供用日曜学校に参加
- 一年に1回1ヶ月アメリカに親子3人でホームステイ
- おうち英語キッズを集めてプレイデート企画や企画されているところに参加
- 家庭ではアニメはほぼ英語、途中から日本のアニメだけ(ジブリ映画など)は日本語でそれ以外は全て英語。テレビは1日に1〜3時間。
- 英語の絵本は1日に約5〜10冊
これらの取り組みには、Norikoさんのアクティブさと積極性が表れていますね!
おうち英語に成功しているママさんはパワフルでフットワークが軽い!!
Q7.読み書きにつながる働きかけはされたのでしょうか?
娘:
- 3歳ぐらいから読みを意識してORTを始めました。(言葉が遅く日本語も英語も遅かったので、読みを進めたら刺激になるかもと思ったから)
- プリスクールでフォニックスのA〜Zの基本の音だけは覚えてきてたので、フォニックスの音を意識させながら進めました。
息子:
- 1ヶ月ぐらいかけて英語のピクチャーディクショナリーのアルファベットのページでフォニックスのA〜Zの基本の発音だけはあそびながら身につけさせてました。
- その後、ORTを2歳半過ぎた頃から導入しました。(言葉の発達は問題なく、英語も既に話していたので無理に読みにつなげる必要はなかったと思うんですが、娘の読みからの英語の伸びに味をしめたので)
Q8.小学校入学前の時点でお子さんの英語はどのくらいのレベルでしたか?
娘、息子共通:
英語で読み書き、会話も普通にできていました。ネイティブと比べると語彙や言い回しはかなり少なかったと思います。
Q9.小学校に入って苦労したことはありますか?
娘、息子共通:
日本語の読み書きや会話は問題なかったけど、英語の絵本を優先してたため日本語の語彙が少なく日本人の子供なら普通に知ってることを知らないということがありました。
Q10.お子さんが小学生のころはどのような取り組みをされていましたか?
娘:
- 基本的には就学前の取り組みと同様
- サタデースクールで通っていたインターに小学校4年生の2学期から本校生として転校して1年通学
- 5年生2学期に公立小学校に戻るが、合わないので5年生の3学期にIBのある高校まで通えるインターに転校(これを機に基本的におうち英語の取り組みは終わり、日本語のサポートに)
息子:
- 基本的には就学前の取り組みと同様
- サタデースクールで通っていたインターに小学校2年生の2学期から本校生として転校して1年通学し、3年生3学期に公立小学校に戻る
- そこから習い事が忙しくなったので英語の語りかけ、英語のテレビプログラム、英語ネイティブにチューターを週一でお願いして英語環境を補った
Q11.小学生の頃は英語の本はどのくらい読まれていましたか?読み聞かせでしたか?あるいはお子さん自身で読まれていましたか?
娘:読書好きではなかったけど、習慣になっていたので自力読みできるようになってからはほぼ毎日英語ネイティブと同レベルの本を呼んでました。(多分30分から1時間) 数は覚えてないけれど、読むのが遅いのでそんなに多くは読んでませんでした。読み聞かせは10歳までしてました。
息子:こちらは娘よりもさらに読書好きではないのですが習慣にしていたので娘と同様に読んでました。読むのが早かったので娘よりも読書量は多かったかなと思います。読み聞かせは9歳までしました。
Q12.お子さんが小学生の間英語環境はどのように維持されていましたか?
娘、息子共通:
- 自身の英語レベルが上がっていたこともあり(この頃Toeic860)、英語ネイティブの友達が多くいたので、その友達と何かを企画したり、英語ネイティブの集まる企画(インターナショナル教会のイベント、インターナショナルスクールのイベントなど)に色々参加していた
- 子供たちにも英語ネイティブの友だちがいたのでプレイデートなどもしていた
Q13.中学校からはどのような取り組みをされていましたか?
娘、息子共通:
- 娘が中学1年息子が小学5年からドイツに親子移住し、ドイツ語を優先する必要があることから英語の取り組みはストップ
- 子どもたちはオンラインで英語のコンテンツを見たり読んだり、ゲームで遊んだりして自分で維持。英語の本はほとんど読んでいない。ドイツ語優先のため現在はドイツ語の本を読んでいる。
どうしてドイツ移住されたのか?というお話はこちらの動画でお話されています。ご自身が感じられたインターナショナルスクールや日本の公立小学校、ドイツの公立小学校の違いについてもお話されています。
Q14.お子さんたちが初めてドイツに行かれた時は、クラスメイトも英語を喋れるので、ストレスなく話せるという状態でしたか??
娘:ドイツではまずゼクンジュールシューレ(日本で言う公立中高で技術系)に併設してあるウェルカムクラス(移民用のドイツ語コース)に3ヶ月通ってからのギムナジウム(日本で言う公立中高で進学系)に入学という流れでした。移民はアラブ系が多くて英語が話せる人が1人しかいませんでした。ただ先生は英語で対応してくれます。ギムナジウム(日本で言う公立中高で進学系)にはインターナショナルクラス(母国語がドイツ語でない生徒用クラスで授業はドイツ語&サポート付き)に入ったため英語がネイティブの子もいました。そこでは友達間は英語を話すので親同士ではドイツ語が遅れると心配でした。
息子:最初から現地の小学校に入り週に4、5回ウェルカムコースの授業を受ける形でした。 クラスメートはほぼほぼ英語を話せるので困ることはありませんでした。
英語力は問題ないお子さんたちだけど、日本?アジア?の学校の中で育った人特有の理由でドイツの学校生活で悩むこともあるそうです。(詳しくは↓の動画)
Q15.英語の習い事(英会話教室には行かれていましたか?)はされていましたか?
娘:オンライン英会話やインタープリ卒業生専用の英会話教室など色々試したが、娘のレベルに合うものには出会えず断念
息子:娘の時に無駄足だったので息子は英会話教室に行ったことはない
Q16.お子さんは留学などで海外に行かれた経験はありますか??
娘、息子共通:親子でホームステイに5年間(1か月間/1年につき)。合計5か月間。
息子は上記に加えて
- 一人で小学校3年生の夏に1ヶ月アメリカにホームステイ
- 5年生の夏には私と二人で器械体操のサマーキャンプに参加しに2週間アメリカに滞在
最後に
おうち英語をすでに卒業されていて、ご自身にはなんのメリットもないにも関わらず、時間を割いて丁寧に回答してくださったNorikoさんに感謝申し上げます。
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